血栓性外痔核ついて

血栓性外痔核について

肛門がうっ滞すると血栓ができることがあります。これが腫れあがってイボ状になったものが血栓性外痔核です。血豆のようなものが肛門にできたと考えるとわかりやすいと思います。血栓性外痔核は、飲酒、デスクワークなど長時間同じ姿勢を保つなどをきっかけに腫れあがり、痛みが生じる場合があります。痛みがほとんどない場合もありますが、激痛が起こることもあります。
血栓は血豆のようなものですから、徐々に溶けて縮小し、症状も軽減に向かいますが、大きなものでは改善までに数ヶ月かかることもあります。

血栓性外痔核の原因

  • 過度のアルコール摂取
  • 便秘や下痢による強いいきみの習慣化
  • 同じ姿勢を長時間保つ
    ※デスクワーク、立ち仕事、長距離の運転、飛行機での移動など
  • 重いものを持つ
  • 妊娠・出産
  • 冷え

上記のような行動は肛門付近の血流を急激に悪化させ、滞った血液が固まることで血栓になって発症します。血栓性外痔核の症状

  • 違和感がある
  • 触ると肛門周辺にイボ状のふくらみがある
  • 痛みがある

内痔核だと勘違いして無理に押し込むと悪化する可能性が高いので、ご注意ください。
炎症が悪化すると治るまでに長い時間が必要になってしまいますので、違和感があったらすぐに受診してください。

血栓性外痔核の治療

主に痛みを抑える保存療法が用いられ、血栓が自然に吸収されるのを待ちます。座ったまま・立ったままでいることは肛門に大きな負担をかけるため、症状を緩和させるためにもできるだけこまめに横になることをおすすめしています。
血栓の大きさや痛みの強さなどにより、手術が必要になるケースもあります。局所麻酔で行うことができ、10分程度で終了する日帰り手術です。術後、30分ほど休憩いただいてからご帰宅となりますが、当院では個室のリカバリールームでお休みいただいています。

再発予防

血栓性外痔核は再発しやすい病気です。肛門に負担をかける生活習慣を続けていると再発リスクが高まります。同じ姿勢を長時間とることを避け、血流悪化につながる冷えを解消するよう心がけてください。